ぜんいつの兄弟子。 善逸(ぜんいつ)の兄弟子とは?鬼になった理由や過去エピソードがクズ

ぜん いつ 声優

ぜんいつの兄弟子

コンテンツ• 鬼滅の刃 善逸と兄弟子獪岳との出会い 育手(そだて)である 桑島 慈悟郎(くわじま じごろう)の元、で先に修行していたのが 獪岳(かいがく)でした。 つまり 善逸の兄弟子にあたります。 獪岳は、情けない彼を 非常に嫌っていました。 鍛錬(たんれん)のたびに、 泣きわめく姿が気に入りません。 元柱である桑島に、直接指導を受けられるだけで非常にありがたいのです。 そんな善逸を、分かっていないと感じていました。 さらに、 師範として敬わない言動に、腹を立てます。 また、壱ノ型しか習得できていないため、 バカにしました。 さらには桑島の教える時間が無駄になると、 追い払おうとします。 鬼滅の刃善逸の兄弟子 獪岳が鬼になったわけ 上弦(じょうげん)の壱の鬼に 歯が立たないと感じたからです。 獪岳は鬼殺隊の任務中に、上弦最強である 壱の鬼に出くわしました。 そして勝てる見込みがなかったため、 命乞いをします。 鬼の力が欲しいわけではありませんでした。 ただ一度強き者に屈しても、 生きていれば勝てるチャンスが巡ってくると考えたのです。 上弦の壱の鬼から、血を分けてもらいました。 そして体中の細胞が、泣きわめくようなおぞましい恐怖の中で 鬼となります。 結果、師範である 桑島 慈悟郎(くわじま じごろう)を 切腹へと追い込みました。 鬼滅の刃善逸の兄弟子 新たな上弦の陸の鬼として登場 獪岳は、妓夫太郎(ぎゅうたろう)・ 堕姫(だき)に代わり、新たな 上弦の陸(ろく)として善逸の前に立ちふさがります。 無惨に、最も近い 上弦の壱の鬼から血をもらっていました。 呼吸を使う者は、 常人よりもさらに多くの血を取り込む必要があります。 しかしその分鬼になれたときは、短期間でかなり強い鬼になれたのではないでしょうか。 実際に穴埋めではありますが、獪岳は上弦の陸として起用されます。 さすがに実力のない者を、上弦には無惨もしないでしょう。 鬼滅の刃善逸の兄弟子獪岳との再開 無限城内で、ふたりは再び顔を合わせます。 獪岳はいつも通りの調子で見下しました。 辛い試練を乗り越え鬼になった自分を、 未だに優れていると思っていたのです。 さらに、じいちゃんの切腹を気にも止めていません。 とまで話しました。 自分を認めるものが 善であり、正当に評価を下さない者は 悪であると語ります。 一方で善逸は、 溜まっていた怒りをぶつけます。 大好きなじいちゃんを、切腹に追い込んだ彼に言い返しました。 鬼滅の刃 善逸VS兄弟子獪岳の因縁の対決 善逸が先制攻撃を仕掛けます。 彼の速さに、獪岳は 驚きました。 それから、血鬼術(けっきじゅつ)で強化した刀を使い 雷の呼吸を放っていきます。 獪岳の、雷の呼吸 陸(ろく)ノ型、電轟雷轟(でんごうらいごう)が炸裂しました。 善逸は、それをまともに受けてしまいます。 この技は、善逸が 新たに生み出した型です。 そのためじいちゃんでさえも、習得していない技でした。 首を斬られた獪岳は、あっさり負けます。 さらに漆(しち)ノ型を、善逸にだけ教えた型だとわめき散らしました。 負け惜しみしながら、彼は消えていきます。 一方で善逸も、 力付きました。 壁を足場にし戦っていたため、そのまま落下します。 けれども、救護に駆け付けていた、 愈史郎(ゆしろう)に助けられました。 スポンサーリンク 鬼滅の刃 獪岳は許せない相手でもあり、善逸の尊敬する兄弟子でもある 憎まれ口ばかり叩いてくる獪岳を、善逸は 昔から嫌っていました。 ある日の鍛錬中にじいちゃんは、善逸に教えを説きます。 彼の努力できる姿を善逸は、 尊敬していました。 そのため、善逸やじいちゃんにとって、 大切な人物のひとりだったのです。 漆ノ型でとどめを刺す前に、心の中で謝りました。 また最後に、 一緒に戦いたかったとも語っていました。 獪岳を大切に想っている、とわかるエピソードがあります。 他の鬼殺隊の隊員が、壱ノ型を使えない 獪岳に対する陰口を聞いたときです。 彼の努力をだれよりも知っていたため、 腹を立てました。 善逸は彼らをなぐります。 階級が上の者にケンカを吹っ掛けたのを知り、獪岳は怒鳴りました。 暴力はいけないですが、善逸が抗議するほど 我慢できなかったのです。 鬼滅の刃善逸の兄弟子の獪岳について 『考察』 獪岳を嫌いながらも、尊敬していました。 好き嫌い関係なしに、物事を考えられる姿勢を素晴らしいと感じます。 「コイツは嫌いな奴だから、凄くなんてない。 」 このように普通なら、相手を認められないでしょう。 そこが彼の凄いところだと痛感しました。 獪岳の考え方は、まさにこれですね。 どこかで変われたら、鬼になんかならず、じいちゃんもまだ生きていたでしょう。 まぁ、最後まで負け惜しみを言って消えて逝くような人物を変えるのは、相当な労力が必要ですが。 このような人物を、ひとりで後継者にはしたくない気持ちも分かりました。 人としての心のあり方が、足りなかったのです。 一方で善逸は情けない一面もありますが、それが備わっていました。 ふたりで後継者となるのは、正しい選択だったと感じます。 鬼滅の刃漫画を1巻分もらう方法を紹介! 善逸VS獪岳戦を、できれば無料で読みたいですよね? そこでおすすめなのが、 「U-NEXT31日間無料トライアル」です。 これは、有料動画配信サービスの無料試しになります。 「はい、はい、有料サービスの無料お試しね。 」 そう思われたことでしょう。 しかし正直なところ、 使わないと損です。 なぜなら、鬼滅の刃が1巻分丸ごともらえるからです。 しかも、お金をかけずに。 仕組みとしては、もらえるポイントと交換して読む方法です。 そして、期間内に解約すればお金は一切かかりません。 実際に試してみましたが、事実でした。 さらに 解約も3分ほどで完了します。 もうこれは使わない手はないですよね? 鬼滅の刃善逸の兄弟子獪岳 『まとめ』.

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ぜんいつは上弦を撃破したから【柱】昇進確定じゃないの?

ぜんいつの兄弟子

「鬼滅の刃」本誌のほうは佳境に突入していますね~! こちらのブログのポリシーは「最新話のネタバレをしない」こと。 そしてなるべく既刊のコミックスで内容がわかるものを取り上げます。 さて今回は「我妻善逸」の昇進について。 鬼舞辻無惨の根城、無限城にて善逸は上弦の陸である獪岳を撃破しました(コミックス17巻)。 本編では全然触れられませんが、 現状、善逸は独力で上弦を突破した唯一の人物です。 そのせいか、ネット上では次期柱の最有力候補なんて言われていますよね。 実際のところ善逸の柱入りはありえるのでしょうか? また、お館さまが亡くなった今、鬼殺隊は今後どうなっていくのでしょうか? それらについて考察していきます。 善逸と獪岳の因縁 獪岳はかつて鬼殺の剣士であり、雷の呼吸の使い手でした。 善逸は獪岳の後輩にあたり、仲は良くなくとも兄弟子である獪岳を善逸は尊敬していました。 善逸よりも一足先に剣士になった獪岳ですが、不幸にも上弦の壱・ 黒死牟 こくしぼうに遭遇してしまいます。 上弦との圧倒的な実力差に屈する獪岳。 命欲しさにあろうことか自ら鬼になり、生き延びる道を選択してしまうのでした。 二人の育手である桑島慈悟郎は、自ら育てた剣士が鬼と化した責任を取り切腹。 桑島を「じいちゃん」と呼び慕っていた善逸は、獪岳に肉親を殺されたも同然でした。 その後善逸は無限城にて、上弦の鬼と化した獪岳と対峙します。 血鬼術と雷の呼吸の複合技に苦戦を強いられる善逸。 自ら修業の末編み出した「雷の呼吸 漆の型 火雷神」を放ち、ついには獪岳を撃破するのでした。 いつも眠りながらでないと技を出せない善逸が、獪岳戦だけは起きた状態で戦っています。 「肝心な時にしか役に立たない男」として有名だった善逸ですが、獪岳戦では 自らの恐怖を乗り越えて桑島の仇を打とうとしました。 善逸の優しさや思いやりが全面的に押し出されていて、とてもかっこよかったですよね。 甲の位に達する• 十二鬼月を倒す もしくは 鬼を50体倒す 柱になるための条件が 「十二鬼月を倒すor鬼を50体倒す」なので善逸は条件を満たしています。 しかし、鬼殺隊はスピード出世が基本のようなので、善逸の活躍があれば甲に昇格するのは時間の問題でしょう。 ちなみに、雷の呼吸の使い手が柱になると 「 鳴柱 なりばしら」と呼ばれるようですよ。 関連記事… 心配なのは善逸の弱点 特筆すべきは善逸の実力です。 善逸は眠っているとはいえ、下級の鬼を一太刀で切り伏せ、十二鬼月と対等に渡り合う実力者です。 獪岳は鬼としての経験が浅く、上弦相当の力があったかと言われれば微妙ですがそれでも確実に下弦以上の力はあったはずです。 善逸の実力は明らかに普通の隊士の比ではないですよね。 ポテンシャルで言えば柱相当といっても過言ではありません。 しかしながら、善逸には柱になる上での 致命的な弱点があります。 それは 過剰な臆病さと自己評価の低さです。 自分に自信がなく過度に失敗や批判を恐れ、社会や人間を避けようとする性質のこと。 親の愛情の不足、いじめなどの原因により引き起こされる。 思春期ごろに発症し、ひどい場合は不登校や出勤拒否などの回避行動につながる場合もある。 親に捨てられた善逸の周りには彼の失敗を許し、成長を見守ってくれるような人間はいませんでした。 「失敗すれば見捨てられる」 「失敗する自分には価値がない」 そのような環境の中で善逸はいつしか自分に自信を失くし、挑戦して失敗することを過度に恐れるようになったと考えられます。 善逸の臆病さの裏には「失敗して見捨てられるのが怖い」という思いが隠れているのです。 彼が任務に行きたがらないのは鬼が怖いのはもちろんですが、それ以上に任務に失敗してダメな奴と思われるのが怖いというわけですね。 また、善逸は非常に嫉妬深いことで有名ですよね。 これは女好きもさることながら、無意識のうちに恋人の有無で人の価値を判断しているためと思われます。 「に比べて、女性に全くモテない自分は価値がない」という考え方を自覚しないうちにしてしまっているのでしょう。 いわゆるこじらせ男子というやつですね。 善逸のような気質を持つ人が抱きがちな考え方です。 善逸と鬼殺隊の今後 今の善逸が柱になっても、自分への自信の無さから柱としての責務を全うするのは困難でしょう。 場合によっては柱という肩書へのプレッシャーから、獪岳のように闇堕ちしかねません。 既刊コミックスを読む限りでは…ですね。 今後もしかしたら精神的に大きな成長を遂げるかもしれませんから。 とはいっても、しかしながら、 善逸と同期たちは柱を除いて唯一上弦相手に生き残っています。 他に有力な隊士がいなければ、次の柱は善逸たちが担うことになります。 無限城で無惨との決着がつかなかった場合は、鬼殺隊は活動を続けなければなりません。 お館さまという大黒柱を失った鬼殺隊の今後は、まさに善逸たちの成長にかかっているといっても過言ではないでしょう。

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我妻善逸

ぜんいつの兄弟子

CV:( 善逸の兄弟子名義) 概要 の回想にて存在が示唆されていた 善逸の兄弟子。 当初は名前が不明だったため、読者からは善逸に桃を投げつけていた姿から 「桃先輩」という仮称で呼ばれていた。 師匠である慈悟郎のことを「先生」と呼び、真面目に修行に励む"雷の呼吸"の継承者。 善逸の回想シーンでは 「お前への指導は先生の時間の無駄」だと善逸にきっぱりと告げ、剣士を辞めるように責め立てている。 兄弟子であることから善逸より早くに入隊している模様。 階級や入隊後の動向は一切不明。 戦死したとに代わって "上弦の陸"の座を与えられ、無限城において鬼殺隊を殲滅せんと立ち塞がる。 彼が熱心な努力家で、真面目に鍛錬に励んでいたことは間違いない。 彼のは黄色であり、鎬に稲妻のような文様が入っている。 慈悟郎も善逸に 「獪岳を見習え!」「兄弟子のようになれ!」と檄を飛ばし、善逸も獪岳を嫌ってはいたものの、自分とは違いひたむきな彼を尊敬していた。 そして、その背中を見ていつか肩を並べてともに戦うことを願っていた。 その性格は 「自分の才能を正しく評価する者が善で、自分を正しく評価出来ない者が悪」という台詞からわかるように傲慢で独善的。 弟弟子の善逸を露骨に見下し蔑み、自分も素質に偏りがあったにも関わらず、己の才能を絶対視していたこと。 そして、それが認められない現状に勝手に不満を募らせることから、善逸とは違う方向の問題児の側面も見受けられる。 善逸はそんな彼を 「どんな時も不満の音がしており、心の中の幸せを入れる箱に穴が開いている」と評している。 過去 彼は岩柱ことが心を閉ざす原因となったとされる。 かつて、悲鳴嶼が多くの孤児と共に住んでいた頃の話で『ある子供が、いいつけを破って夜に出歩いていた時に鬼と遭遇し、自分一人が助かるために鬼に他の子供を売った』という事件が起こった。 その回想シーンで、ビジュアルの類似性と身勝手な性格から、 その時の子供こそ、慈悟郎に拾われる前の獪岳ではないかという推測もなされていた。 その後、原作17巻にてそれが 獪岳本人であると明言された。 事件の真相は、悲鳴嶼が盲目なのをいいことに寺の金を盗んだことが他の子供達にばれ、彼らから責め立てられた末に追い出されたことを逆恨みし、復讐として鬼に彼らを売ったというものであった。 子供達は悲鳴嶼に気を揉ませまいとしたのか保護者に相談もなく追い出した後ろめたさからか、獪岳は寝ていると嘘を吐き、悲鳴嶼自身も目が見えないこともあり鬼に言われるまで獪岳がいない事に気づかなかった。 善逸は獪岳のことを 「クズ」 と評し、その苛烈な性格から確かに嫌っていた。 それでも、善逸にとってたった一人の兄弟子であることに変わりはない。 また、善逸は修行場を離れた後も獪岳にまめに手紙を送り、心の底では 「兄貴」と呼んでいた。 しかし、それが獪岳の心を満たすことはなかった。 獪岳が善逸を嫌っていた最大の理由は、善逸の性格とは別のところにある。 しかし、獪岳は弟弟子と自分が同列に扱われるのが我慢ならず、善逸が贔屓されていると考えていたのだ。 実際は慈悟郎は獪岳と善逸を平等に慈しんでおり、揃いの羽織まで渡している(残念ながら獪岳がその羽織に袖を通すことはなかった)。 獪岳が善逸ばかり贔屓されていると感じたのは、自分には出来ない壱の型が使える嫉妬や、善逸が甘えたがりで慈悟郎に懐いていたからだと考えられる。 そんな獪岳の運命の分岐点は 十二鬼月最強の鬼、"上弦の壱"ことに遭遇してしまったことである。 良くも悪くも一般人的な感性を持っていた彼にとって、黒死牟の存在は目にするだけで恐怖と絶望感を与えるものであった。 その圧倒的な力に追い詰められて彼に土下座をしてまで命乞いをした結果、それを聞き入れた黒死牟によって提案されたのは鬼への勧誘。 そして獪岳は、恐怖に震えながら無惨の血を摂取。 その結果、人を貪る鬼へと変貌してしまった。 ……生きてさえいればいつかは勝てるという彼の考えによって、惜しくも自分の命を捨ててまで相手に立ち向かおうという考えに行くことはなかった。 最期 そして、無惨の本拠である無限城にて善逸と対峙することとなる。 鬼化したことで精神の歪みが加速したのか、善逸が伝えた弟子に鬼を出した不始末の償いとして自害を選んだ慈悟郎のことも侮辱する。 しかし、善逸は一言の元に吐き捨てた。 「俺がカスならアンタはクズだ」 「壱ノ型しか使えない俺と壱ノ型だけ使えないアンタ」 「後継に恵まれなかった爺ちゃんが気の毒でならねぇよ」 善逸との戦いでは、"雷の呼吸"に加えて鬼化で得た相手の体を崩壊させるを組み合わせた技で、善逸に致命傷に近い傷を負わせる。 しかし、善逸が他ならぬ 「いつか獪岳と肩を並べて戦うため」に編み出したによって頚を刎ねられる。 散々見下していたはずの善逸が、自分だけの新たな型を生み出す。 そして、自分がその技を受けて敗北する。 その事実を受け入れられない混乱の中で、力尽きた善逸も死ぬ以上自分の負けではないと勝った気になっていた。 だが、そこにと他の隊士が駆けつけて善逸を救出する。 そして、愈史郎から今までの自分勝手な言動に対する嘲りと哀れみの言葉を浴びせられる。 あらゆるものを踏みにじってまで保とうとしていた己の自尊心が覆しようのない形で折れていく事実に、もはや声にならない断末魔をあげながら消滅した。 一応"上弦の陸"という位を与えられていたものの、ですらない善逸一人に倒されるという他のと比較すると明確に格落ちするあっけない最期であった。 言わば補欠合格のような形で上弦の地位を得たに過ぎないことからこのっぷりも仕方のない所がある。 能力 /全集中"" "雷の呼吸"と血鬼術を組み合わせた技を使う。 血鬼術により刀の斬れ味が強化され、呼吸の演出も善逸と異なり 黒い雷になっている。 その斬撃を喰らうと体に亀裂が奔り、肉体を罅(ひび)割り続ける。 弐ノ型 稲魂(いなだま) 瞬きの間に行われる高速五連撃。 参ノ型 聚蚊成雷(しゅうぶんせいらい) 標的の周囲を回転しながらの波状攻撃。 肆ノ型 遠雷(えんらい) 詳細不明。 劇中の描写からおそらく壱ノ型と同系統の踏み込みからの斬撃と思われる。 伍ノ型 熱界雷(ねっかいらい) 下から上へ斬り上げる。 その威力は受けた善逸が天井に激しく衝突するほど。 陸ノ型 電轟雷轟(でんごうらいごう) 詳細不明。 劇中の描写では空中で放たれ、受けた善逸は体の至る場所に斬撃を喰らった。 総評 今まで鬼になったことで精神が歪んでしまった者や、鬼と出会って人生が一変してしまった者はいたが、鬼と出会う前から心の空白が明言される人物は彼が初めてである。 鬼になる前から「自分さえ良ければいい」という心情の元、多くの人物の心を傷つけ、死に追いやり、その事を一切悔いずに果てた事は到底許されない。 過酷な子供時代の影響から 「生きてさえいれば、いつかは自分を見下す強者にも勝てる」と考えており、悲鳴嶼の寺での回想や、黒死牟と出会い鬼となったことからもそれがわかる。 人間的に未熟な部分も、素晴らしい部分も理解しようとしていた善逸と慈悟郎の本心を見抜けず、 「泣き虫なお前と努力している自分を一緒にされたくない」「自分の才能や努力を評価してほしい」という強い承認欲求の末、二人を裏切り、獪岳は鬼となった。 更に言えば獪岳の行為によって被害を受けた悲鳴嶼や責任をとって切腹した慈悟郎も憐れみこそすれ、決して獪岳を恨んだり、責める言動はしていない。 理解者であった周囲の人について、思いやることなく自分を理解してほしいと願い、ただ生き抜くことのみ考え、その欲望のまま生きた結果、獪岳は誰にも認められることなく最期を迎えることとなったのである。 よって、結論から言うと獪岳が「クズ」であったことは否めない。 ただこれらの行為をそう断じるのは簡単だが、どちらのケースも 極限状態に追い詰められた故の行動である事を考慮しなくてはならない(所謂)。 寺を追い出された事は彼の自業自得だが、鬼と出会ったのは偶然である。 また、いくら鬼殺隊に入隊した後とはいえ黒死牟と出会ったことに関しては不幸としか言いようがない。 善逸は獪岳のことを嫌ってはいても、尊敬している一面もあったと告白している。 よって、彼の一部分だけを切り取って「ただのクズ」とは呼べないだろう。 寧ろ、彼の人生を大きく分けた二回の選択の機会に提示された選択肢はどちらも「自分が死ぬか、或いはそれ以外の誰かが死ぬか」という究極の二択だったこと、仮にその時自らの死を選んだとしてもそれが正しく評価されたかということまで考慮すると、誰も彼の事を非難することは出来ないだろう。 「他の命を犠牲にしてでも自分の命を守って生きる」というのは人類も含め全ての肉食動物の命の営みにも当てはまり、いわば自然の摂理、 食物連鎖にも共通する部分がある。 彼の心の空白を考慮しても、慈悟郎は 「善逸と獪岳が二人で雷の呼吸の継承者となること」を望み、弟子として育てたのだから。 彼は前任の"上弦の陸"の妓夫太郎と堕姫の兄妹同様、 環境によって悪に染まってしまったタイプと言える(少なくとも、のの様に生まれついての悪ではない)。 「自分さえ良ければいい」という傲慢で独善的な考え方も、元はと言えば「そうでもしなければ生き残る事すら叶わない」程に過酷に過ぎる子供時代に起因したものであり、そういう生き方を強いた親や環境にこそ原因と責任があるという見方も出来る。 寺の子供たちが理由があったとして、獪岳を鬼が出ると言われる外界に放逐したことについてはやり過ぎとも思えるが、悲鳴嶼がそれを子供たちに問い質すことはついぞ無かった。 また、善逸も最初の頃は比較的温厚な性格である炭治郎が 「描写できないレベルの般若の形相」を浮かべる位にマジ切れすることもあるほどのかなりのヘタレだったのを勘案すると、獪岳が善逸に辛く当たった原因は善逸の言動にも原因があったのかもしれない。 大して修練しているように見えない善逸がよりにもよって自分が唯一会得出来なかった壱の型だけ使えたという不愉快極まりない現実まで見せつけられた獪岳のストレスは如何程のものだっかは察するに余りある。 そして、跡取りとして認められていると思っていた桑島が新たな弟子として善逸を連れてきたことに対しての失望も大きかったと思われ、桑島が不出来な弟弟子を構い、その分恐らく獪岳の指導時間が削られ、自らの扱いや存在が軽視されたと感じたのではないかと推察される。 「人間的に未熟な部分も、素晴らしい部分も理解しようとしていた善逸と慈悟郎の本心を見抜けなかった」と上にも書いたが、実際のところ二人の思いもまた一方通行でしかなく、それを積極的に伝える努力をしていたような様子は殆どなかった。 理解しようとはしていたかもしれないが、結局本心を見抜けなかったのはお互いさまである。 慈悟郎が最期に介錯もつけずに切腹をするという最も苦しい死に方を選んだのは、もしかすると一門から鬼を出した不始末に対する贖罪ではなく、己の無理解が原因で獪岳を苦しめ、鬼に堕としてしまったことへの贖罪と、そうさせてしまった己の不甲斐無さに対しての罰だったのかもしれない。 だが、両者の思いは終ぞ正しく伝わることは無く、完全にすれ違ったまま破局を迎えてしまった。 獪岳側には最初から破滅以外の結末などなく、選択肢があるとすればそれがいつ、どのような形になるか程度を選ぶことしかできなかった。 もし、善逸と慈悟郎がより積極的に獪岳を理解しようとし、その奥底にある本心に気づくことが出来ていれば、そうでなくとも、もう少し誤解を招かないような接し方さえ出来ていれば、結末は違っていたかもしれない。 公式ファンブック「鬼殺隊見聞録」にて無惨による上弦への評価では他の鬼への評価は全て判明しているものの、発売時期の影響か獪岳のみ無惨からの評価が判明していない。 今後なんらかの形で公表されるのであろうか、現状では不明。 関連イラスト 鬼化後.

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